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知的財産コラム

商標登録のR(®)マークとは?TMやSM、C(©)についても解説

投稿日:2026年04月28日 更新日:2026年04月28日
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商標登録に関するマークには、R(®)マークやTMマーク、SMマーク、C(©)マークなどがあります。これらのマークにはそれぞれ異なる意味や法的な扱いがあります。ここでは、商標登録のR(®)マークに焦点を当て、その意味や使用方法、法的な扱いについて解説します。また、他のマークについても簡単に触れ、商標保護やブランド化に関する基本的な知識を解説します。

Rマークとはどのようなものか


弁護士
野俣 智裕
Rマークには様々な役割があります。ここでは、活用方法や、法的な扱い、パソコンやスマホでRマークを出す方法や、日本における正しい表示方法について解説します。

商標登録表示に活用される

Rマークは、商標登録が完了したことを示すために使用されます。商標権者は自身の商標にRマークを付与することで、その商標が正式に登録されたものであることを周知させることができます。

Rマークの法的な扱い

Rを商標に付すことは法的義務ではありません。商標登録表示を行わなかった場合でも罰則はありませんし、侵害訴訟などで不利になることもありません。商標登録表示はあくまで慣習的なものであり、登録されていることを明示するための一般的な方法の一つです。ただし、注意点として、商標登録が完了する前にこのマークを使うと、虚偽表示となり、刑罰を課される可能性があります。その点に注意をしましょう

パソコンやスマホでRマークを出す方法

パソコンやスマホでRマークを出す方法は、以下の手順に従うことで実行できます。

➀パソコンの場合

  • Windowsの場合: Ctrl + Alt + Rを同タイミングに押す
  • Macの場合: 「Option」キーを押しながら「R」キーを押します。

②スマホの場合

  • まるあーると入力する
  • 記号から探して選ぶ

日本における正しい表示方法はRマークではない

日本における正しい商標登録表示方法は、「商標名(登録商標 第○○○○○○号)」のような形式です。商標名の後ろに括弧で登録商標の登録番号を記載します。Rマーク(®)は米国など一部の国で使われる方法であり、日本の商標法においては法的な義務ではありません。商標登録の有無を示すためには、「商標名(登録商標 第○○○○○○号)」の表示が適切です。

Rマークをつけるメリット


弁護士
野俣 智裕
Rマークには、商標登録をしていることが示せることや、ブランド化、普通名称化を防ぐことができるといったメリットがあります。ここでは、Rマークをつけるメリットについて解説します。

商標登録していることを示せる

商標登録を行った商品やサービスにRマークを付けることで、その商標が正式に登録されていることを顧客や競合他社に示すことができます。これにより、消費者は信頼性の高い製品やサービスであると認識しやすくなります。

商品をブランド化することが可能となる

Rマークを使用することで、商品やサービスがブランド化される効果が期待できます。顧客は商標が付いた商品やサービスを見たときに、そのブランドに対する認識や信頼感を高めることができます。ブランド化により、競合他社との差別化や市場での存在感を強化することが可能です。

普通名称化を防止できる

Rマークを付けること(商標登録すること)には、普通名称化を避けることができるという重要なメリットがあります。なぜなら、商標登録された商品やサービスにRマークが付けられることで、その商標が一般的な用語として認識されることを防ぐことができるからです。商標が一般的な用語として認識されると、その商標の機能や独占性が失われ、他者が自由に商標を使用することができるようになります。また、商標登録が無効化される可能性も高まります。これを防ぐためには、商標を商標登録し、Rマークを付けることが重要です。Rマークを付けることで、消費者や市場においてその商標が商標登録されていることが明確になります。これによって、商標が一般的な用語として認識されることを防ぎ、商標の機能や価値を維持することができます。

TMマークとはどのようなものか


弁護士
野俣 智裕
Rマークには、商標登録をしていることが示せることや、ブランド化、普通名称化を防ぐことができるといったメリットがあります。ここでは、Rマークをつけるメリットについて解説します。

TMマークをつけるメリットとは?

TMマークを付けるメリットは、使用することで、自社が周囲に対して、特定の商標を所有していることを明確に示すことができます。これにより、他者に対して自社の商標権を主張し、商標の不正使用を防ぐことができます。また、TMマークを使用することで、他者に自分の商標権を主張し、商標の使用を禁止する権利があることを示すことができます。 TMマークは、商標出願が受理されるまでの期間や、商標登録手続きが進行中の場合に特に重要です。

SMマークとはどのようなものか


弁護士
野俣 智裕
SMマークは、「Service Mark」の略称であり、サービス業界における商標を示すシンボルです。商品ではなくサービスを提供する事業者が、そのサービスを商標登録していることを示すために使用します。具体的には、SMマークは特定のサービスに関連する商標を表示する際に使用されます。例えば、ホテル、レストランなどのサービス業者が、自社のサービスに商標権を主張するためにSMマークを使用します。商標登録が完了しているかどうかにかかわらず、サービス業者は自社の商標権を主張するためにSMマークを使用することができます。

Cマークとはどのようなものか


弁護士
野俣 智裕
Cマークは、「Copyright(著作権)」の略称であり、著作権を示すシンボルです。Cマークは、文学作品、音楽、映画、ソフトウェア、デザインなどの著作物に関連して使用されます。ただし、日本の著作権法では、著作物にCマークを表示することが法的に必要なわけではなく、著作権が自動的に発生するため、Cマークが表示されていない場合でも著作権の保護が受けられます。

Cマークをつけるメリットとは?

Cマークの表示にはいくつかのメリットがあります。Cマークを使用することで、著作権の主張が明確になります。他者が著作物を見た際に、その作品が著作権の対象であることが分かりやすくなります。これにより、無断での複製や利用を防止する効果が期待できます。また、Cマークの表示は、著作権者の意思表示としての役割も果たします。著作権者が著作物を保護する意思を示すことで、他者に対して著作権の尊重を促すことができます。これにより、著作物が適切に管理され、著作者の権利が守られる環境が整います。

パソコンやスマホでCマークを出す方法

パソコンやスマホでCマークを出す方法は、以下の通りです。

➀パソコン

システム 出し方
Windows Ctrl + Alt + C
Mac Option + G

 

②スマホ

  • 「こぴーらいと」と入力
  • 記号から選択する

まとめ


弁護士
野俣 智裕
お気軽にご相談ください。

商標登録のR(®)マーク、TMマーク、SMマーク、および著作権表示のC(©)マークについて解説しました。それぞれのマークには異なる意味や法的な扱いがありますが、共通して自社の知的財産権を示すために使用されます。Rマークは商標登録が完了したことを示し、TMマークは商標登録が進行中であることを示します。SMマークはサービス業界における商標を示し、Cマークは著作権を主張します。これらのマークを使用することで、自社の知的財産権を保護し、他者に対して警告することができます。また、各マークをパソコンやスマホで表示する方法も解説しました。これらのマークはビジネス活動や著作物の管理において重要な役割を果たしますので、適切に活用することが大切です。商標等についてお悩みの方は、気軽に当事務所へご相談ください。

よくある質問

Q.Rマークとは何で、商標登録における役割は?
A.Rマーク(®)は商標が正式に登録されたことを示す表示で、消費者や競合に対して登録済みであることを明示します。
野俣智裕
記事の監修者
代表弁護士野俣智裕
弁護士法人 ダーウィン法律事務所 代表弁護士
■東京弁護士会
■日弁連信託センター

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