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知的財産コラム

商標登録にかかる費用とは?相場や特許印紙代について解説

投稿日:2026年06月02日 更新日:2026年06月02日
キーワード:   

「商標登録の費用はどれくらいかかるのだろうか。自分でやれば安いのだろうか」
「商標登録の費用はいくらが相場なのだろうか。弁護士は必要なのだろうか」
と気になりませんか。
結論から言えば、登録費用には登録出願料など様々な費用がかかりますが、商標登録が失敗し、お金と労力を失う可能性の高い自力登録するよりも法律事務所など専門家への依頼をした方がよいでしょう。
理由として、正確な手続により、安全に商標登録手続をすることができるからです。
今回は、商標登録費用に関する解説を行いつつ、専門家への依頼が結局は近道になるという理由について解説します。
これから商標登録を自力でするかどうか悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいってくださいね!

商標登録にかかる費用は2つある


弁護士
野俣 智裕
商標登録にかかる費用は主に特許印紙代と、弁護士など専門家の費用2つに分けられます。
ここでは、それぞれについて解説します。

特許印紙代

特許印紙代は商標登録の際に特許庁に支払う手数料のことです。特許印紙代に関しては、弁護士などの専門家に依頼するかどうかに関わらず必ずかかる費用です。

弁護士など専門家の費用

商標登録の手続は複雑であり、専門的な知識が必要です。そのため、弁護士や弁理士などの専門家に依頼することが一般的です。専門家に依頼する場合の費用は、依頼する専門家や事務所によって異なります。

特許印紙代の内訳


弁護士
野俣 智裕
ここでは、商標登録にかかる費用の一部である特許印紙代について、その内訳と具体的な料金を詳しく解説します。

登録出願料

商標登録を出願する際に必要な手数料です。この料金は、商標を新たに登録するための最初のステップとして支払います。登録出願料は、特許庁に対して商標の使用を正式に申請するためのものであり、支払いが完了すると出願が受理されます。料金は、 3,400円 + 1区分ごとに8,600円となっており、12,000円がかかります。

設定登録料

設定登録料は、商標が審査を通過し、正式に登録される際に支払う手数料です。この料金は、商標が実際に保護されるために必要な費用であり、登録される商標に対して特許庁が正式に権利を付与するために支払います。料金は、1区分ごとに17,200円(5年分)または 1区分ごとに32,900円(10年分)です。

更新登録料

商標登録の有効期限が切れる際に、その商標を引き続き使用するために支払う手数料です。通常、商標登録の有効期限は10年であり、その後も商標を保護し続けるためには更新が必要です。更新登録料を支払うことで、商標の保護期間をさらに10年間延長することができます。料金は1区分ごとに22,800円(5年)または43,600円(10年)となります。

弁護士など専門家への依頼料


弁護士
野俣 智裕
商標登録の手続は複雑であり、専門家に依頼することにより複雑な手続をする手間を省略することが可能です。ここでは、弁護士や弁理士などの専門家に依頼する際にかかる費用の内訳について解説します。

調査費用

商標の使用可能性や既存の商標との競合を調べるための費用です。商標の先行調査を依頼する際にかかります。相場は1万円から7万円程度で、事務所によって料金は異なります。調査費用段階では特許印紙代がかかりません。特にこの調査は重要となります。基本的に他社が使っている商標は出願できませんし、もしもうっかりと使用すると訴訟を起こされる可能性もあります。様々なリスクについて助言をもらうことができます。もしもこの段階で商標出願ができないと分かれば、余計な手数料がかかるという事態を避けることができます。さらに、専門家から権利範囲の設定はどうするのが良いのかなど具体的なアドバイスを得ることも可能です。

出願費用

商標登録の出願書類を作成し、特許庁に提出するための費用です。商標の出願手続を代行するための費用が含まれます。特許印紙代と弁護士や弁理士に支払う費用はそれぞれ必要となります。特許印紙代は12,000円です。専門家に支払う費用は1万円から7万円程度でしょう。出願書類の作成、必要な添付書類の準備、特許庁への提出手続を含みます。専門家は、出願書類が適切に作成されていることを確認し、審査をスムーズに進めるための助言を行います。

登録費用

商標登録が完了した際に支払う費用です。登録証の受領や手続の完了に伴う費用が含まれます。特許印紙代とは別に専門家への費用が1万円から7万円程度の範囲で発生することになります。登録が完了した際に、特許庁から発行される登録証の受領手続、登録費用の支払い、商標の管理や更新手続に関するアドバイスが含まれます。これらの費用や手続の代行範囲は、依頼する専門家や事務所によって異なるため、事前に見積もりを依頼することが重要です。具体的な料金は依頼する専門家に確認してください。専門家の経験や専門性によって、費用が変動することもありますので、信頼できる専門家を選ぶことが大切です。

専門家に依頼しないリスク


弁護士
野俣 智裕
「自分でやれば手数料だけでできるから安く商標登録ができるのではないか」と考えている方もいるかもしれません。結論から言えば、スムーズに商標登録が進まなかった場合や、登録後にトラブルが発生した場合、かなり大変な事態となります。
その理由は、以下の通りです。
・裁判対応ができない
・審判対応が難しい
・手続に誤りがあると大変
それぞれについて解説します。

裁判対応ができない

商標権に関するトラブルが発生した場合、法的な専門知識が必要です。専門家なしでは、裁判での対応が困難になる可能性があります。例えば、商標権侵害訴訟などに対する防御が適切に行えず、商標権を失う危険性があります。このような事態に陥ったとき、弁護士を経由していればすぐに相談をすることが可能です。

審判対応が難しい

特許庁からの拒絶理由通知などに対する対応は、専門的な知識と経験が求められます。専門家なしで対応することは難しく、適切な書面の提出や証拠の収集が不十分となり、登録が拒絶されるリスクが高まります。

手続に誤りがあると大変

商標登録手続には多くの書類と手続が伴います。専門家のサポートがないと、書類の不備や提出期限の過ぎた手続など、誤りが発生しやすくなります。これにより、商標申請や登録が無効となる可能性があり、再度手続を行うために追加費用が発生することもあります。専門家に依頼することで、これらのリスクを回避し、商標登録の成功率を高めることができます。専門家の知識と経験を活用することで、安心して商標権を取得し、ビジネスの信頼性と保護を確立することができます。

商標登録は当事務所までご相談ください


弁護士
野俣 智裕
商標登録でお悩みの方は、当事務所まで気軽にご相談ください。
商標登録に関する最適なソリューションを提供いたします。
以下は、商標登録に関する料金となります。
サービス 料金 備考
商標登録(国内出願) 55,000円(税込)+12,000円 出願手数料と特許印紙代
商標登録(国内登録時) 33,000円(税込)+32,900円 登録手数料と特許印紙代
商標登録(海外) 22万円(税込)〜 個別見積もり、国によって異なります
法律相談(60分まで) 16,500円(税込)
訴訟依頼の場合 33万円(税込)〜 商標権侵害の差止めなど裁判の内容によって異なるため、個別見積もりが必要

商標登録や法律相談に関する詳細や、依頼の際の料金についてご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

商標登録には様々な費用がかかりますが、主に特許印紙代と専門家の費用があります。特許印紙代は登録手続に必ず要する費用であり、専門家に依頼するかどうかにかかわらず支払わなければなりません。一方、専門家の費用は商標登録の手続を代行してもらう場合に発生します。
専門家に依頼しない場合、商標登録に関するトラブルや誤りが生じるリスクが高まります。商標権に関する法的なトラブルに対処するためには、専門家の助けが必要です。
商標登録にかかる費用は、登録出願料や設定登録料、更新登録料などがあります。これらの費用は商標の保護期間や手続の段階に応じて異なります。
専門家に依頼する場合の費用は、調査費用や出願費用、登録費用などがあります。専門家に依頼することで、商標登録手続をスムーズに進めることができ、トラブルや誤りを回避することができます。
商標登録に関するご相談や料金についての詳細は、ぜひ、当事務所までお気軽にご相談ください。

野俣智裕
記事の監修者
代表弁護士野俣智裕
弁護士法人 ダーウィン法律事務所 代表弁護士
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